エコが叫ばれている昨今、注目を集めつつある電動バイクは、ガソリンを使わずに乗れるというところが、大きな魅力のひとつと言えます。
一般的なガソリンバイクと比べて、排気ガスや騒音が出ることがなく、さらに給油をするためにガソリンスタンドへわざわざ足を運ばなくても自宅で充電することができるという、環境にも人体にも優しい二輪車ですが、実際に購入を検討するにあたって、気になるのはランニングコストではないでしょうか。
ここでは、電動バイクを購入した後にかかる燃料・維持費がどのくらいかかるのかを計算してまとめてみました。
ガソリンバイクの場合は「排気量」で区分されていますが、電動バイクの場合は「定格出力」で区分されています。
モーターの定格出力が 0.6Kw 以下の電動バイクは、原付一種の区分とされています。今回は、この原付一種(電動スクーター)の年間にかかる維持費を算出していきます。
下記の金額は、ヤマハ製の電動スクーターE-Vinoを例に算出しました。
参照元:保険市場 バイク保険HP(https://www.hokende.com/damage-insurance/motorcycle/simulation)
※メーカー希望小売価格58,740 円(税込)にて算出
合計59,770円
1年間にかかる燃費・維持費の合計が 59,770 円となったので、月割りにしてみると、
1ヶ月にかかる燃費・維持費は5,000円程度というところになります。
ここではバッテリーが2年持つと想定して算出をしていますが、実際の使い方によって変動するので、バッテリーの持ちが良ければ、年間の燃費・維持費はもう少し下がる計算になると想定できます。
また、電気代については、メーカー公表値を参考にしていますが、実際の走り方やその道路状況、走行モード、その地域の気温や風などの影響によっても、数値は変わっていくのに加えて、充電するのにかかる電気代についても、その家庭が契約している電気プランによっても異なってくるのでので注意が必要です。
これらを踏まえた上で、ぜひこちらを参考にして、電動バイクの購入を検討してみてください。