折りたたみ電動バイク『GFR-01』など新たなスマートモビリティを展開する和歌山県和歌山市のglafit株式会社製造のX-SCOOTER LOM。
「相棒と出掛けるような気軽さとともにバイクを操る楽しさを感じてもらえるような新しい立ち乗りタイプ」の電動バイクで、スムーズで快適な近距離移動のモビリティとしてX-SCOOTER LOMは開発されました。
X-SCOOTER LOMは、クラウドファンディングサービス「Makuake(マクアケ)」にて先行販売されていたモデルになっています。
ここでは、そんなX-SCOOTER LOMについて取り上げ、デザインや製品としての特長、オプションに関する情報、スペックデータなどを取りまとめてご紹介していきます。
ホワイト、モカベージュ、スカイブルー、マットブラック
X-SCOOTER LOMは、いわゆるキックボードスタイルの電動スクーターとなります。
キックボードタイプの電動スクーターには、オプションあるいは標準で脱着可能なサドルタイプのシートが用意され、立ち乗りと座り乗りの使い分けができるようになっているものも多く見られますが、X-SCOOTER LOMは立ち乗り専門に特化しており、スマートな印象を放っているのが大きな特色。
その分、安定性や安全性には大きくこだわっており、頑丈なフレームや、前12インチ後10インチのタイヤ、スケートボード用のデッキテープで滑り止めを施したステップボードなどを装備。
路面の凹凸や段差などでも、つまずきや転倒のリスクを、極力軽減しているとアピールされています。
X-SCOOTER LOMのバッテリーは、左右のステップボードの間に搭載される方式。
車体購入時に付属する標準タイプに加え、オプションとして大容量タイプも用意されています。
もちろん着脱可能となっており、充電済バッテリーをバックパックなどで携行し、途中でバッテリー交換を行うことで航続距離を延ばすという使い方も可能。
また、バッテリーには、パナソニックと共同開発したBattery Management System(BMS)を搭載。
走行すればするほど学習を積み重ね、ユーザーの行動に合わせた航続距離や電池残量をアプリで正確に表示でき、アプリでキーコードをシェアすれば友人や家族に貸し出すといったことも行えるようになっています。
X-SCOOTER LOMはバッテリーを搭載していない状態での重量は僅かに14kg。
もちろん折りたたみも可能であり、成人男性であれば片手で抱えて持ち運ぶといったことも、より容易に行えるようになっています。
車のトランクに積み込むのはもとより、道中で階段に遭遇した場合は一旦降りて階段部分は抱えて運び、平坦部分になったら再度走り出すといった使い方も行えます。